BTOというのは「Build to Order」の略で、パーツはユーザーが選んで組み立てから発送配達までやってくれるお店のことです。そこで、購入する際に予定予算内に収める方法をご紹介していきます。
なので、分かりやすくこの記事は「自分が重視するところを選定」「PC、PCパーツを安く手に入れる手段」「BTOで安く組むためのプラン改変の方法」の3つに分けて大まかに説明して行きたいと思います。
重視したいPCスペック
まず、どこを重視したいのかを決めなくては行けません。
大まかに、「解像度を落とすか」「処理速度を落とすか」の2択なのですがなぜ2択なのかというとパソコンにはGPUという画質の応答速度を専門に扱うCPUとシステム(OS)を動かすためのCPUの2つが入っています。そのため、2つCPUを最新のものにしてしまうと数十万もしてしまいます。
なので、私の場合はフリーズが嫌なので処理速度を落とすのではなく「解像度を落とす」方向で行きました。
解像度を落としたところでいくら安くなるかというと、「i5」や「i7」などのコアよりGTXなどのコアが高いので数万円安くなります。
筆者のPC(コア)スペック(参考までに)
コア | 型番 |
CPU | Core i7 2600K |
GPU | GTX 550iT |
BTOパソコンを安くするための前提
上記に私のパソコンのスペックを書きましたが、あれで当時18万しました。でも、現在の18万分PCスペックで換算するとこれの2倍はいいものになります。
というふうに買いごろを「時価」で考えると、発売して1年経つと初販売価格より半額で買えるものがある。
この家電業界といい、精密機器業界といい1年もしくは半年で最新のものが出てきます。現在から3年前の型落ちのものでも十分に今後のOSへ耐えられると思います。(私のは4年前のやつですけど)家電量販店で並べられているパソコンにも同じことが言えます。
CPUの場合
今年出たコア(i7-6700K)は、だいたい5万円に対しまだ使えるコアとして「i7-2600K」だと5万円の約半分、2万5千円安くなる。でも、コアはOSの状況がついて回るのでランク下げはお勧めしません。
GPUの場合
最高規格の通称「Titan」と呼ばれるコアとユニットは15万円します。それに対して、ぜんぜん使えるコアとして「GTX 680iT」で、価格は約1/5で約3万円です。
なので、(一部)ゲームなど特殊な作業をしないのであればGPUを下げることをお勧めします。筆者はこれを下げたことにより、約10万円下がりました。
※型落ち過ぎて、メーカーによってサポート終了が購入直後にあるかもしれないので注意が必要。
BTOで安く組むための構成方法
パーツ選びでやること
デフォルトのランクを低くする
後から目的のパーツを下げることができないので、最初から低くすることがいいです。某BTOのページを例にしますが、「ブロンズランク」「シルバーランク」「ゴールドランク」「プラチナランク」のうち「ブロンズランク」にするのがお勧めです。
私が利用したBTOはGPUのランクを下げれなかったのでデフォルトモデル(最初から決められているPCスペック)を下げました。
組み方で上手くやると10万円以内で組めます。主なパーツの選び方は下記。
コアは最新と最古の中間にする(i5にするのもOK)
2011年~辺りのパーツは今のOSでも動くので、問題はないと思われる。
グラフィックボード(GPU)を最古にする
解像度に関わる重要な作業などをしないなら下げたほうがより安くなります。
※ 年を重ねるごとに最古(生産終了になる一歩手前)のパーツが良くなっている。
その他パーツ
標準か必要に応じて減らすか増やすかを個々で決める。私の場合はメモリーを4Gbから8Gbに変えました。
まとめ
どうでしたか?やはり最新モデルはたかいですよね。
BTOの最新型モデルで、積めるだけ積もうとすると普通に40万前後かかります。なので手っ取り早く安くするには、一番パーツの価格の割合が高い「CPU」か「グラフィックボード」のランクを落とすことが必要になって来ます。
そんな感じで、構成を選らび4年前に購入した私のパソコンも、まだまだサクサクと動けています。