自分でも整理整頓しているつもりでしたが、物を無くしてしまうと整理整頓があまいと思ってしまいます。(実際、そうなんですけど)
というわけで、今回は「整理整頓の考え方(概念)」と「整理整頓のやり方」の2つに分けて書いていきたいと思います。
整理整頓の考え方
整理整頓はいわゆる、自己管理の一環です。実際に自分の分かるように置いて、記憶に留めるようにする過程を整理整頓と言います。
こういうものが家にはなかったな、これはあったなと買い物の際に事前に把握しなくても整理整頓をすればわかる訳です。
整理整頓を色々例える人がいますが、私が例えるならば「管理データベース」です。
「管理データベース」に例える意味
場所、その場所にある個数を記憶する=データとして管理することによって、「今現在、自分に必要なものは何か」「買わなくていいものは何か」と考える材料の元を揃えることによって整理整頓がもたらす消費活動の無駄なロスを減らすのが、私が例える「管理データベース」です。
一人暮らしなら食料品でハムに例えるとハムを1キロ分買うとする、冷蔵庫の中はいっぱいで他に何も入れられない。
実際に、ハムだけで生活するならいいですが、私みたいな飽き性はハムだけでは、食生活は回せません。あとハムの劣化は激しいので、2週間で食べなければなりません。
なので、冷蔵庫の領域を考えて「最適な量」の分を買い、「最適な(冷蔵庫の)位置」に置き、「消費した分から買い足し分」を吟味する。というのが、この例えの流れです。
整理整頓のやり方
「整理整頓=管理データベース」というように、保管してる場所や個数を記憶することによってお金や時間の節約ができます。
考え方についての例
例えば、「ペーパータオル」がどこにあって、ストックがどれだけあるのかというふうに場所と個数を把握します。そうすると新たに物と買う際など、いろいろな場面で吟味がしやすいです。
また、買ったものを位置替え(データの最適化)をすることによって例えば「ハサミの隣にはこれがある」「メモ帳の周辺にあれがある」という感じにデータベースの関連付けができます。
ちなみに保管場所の関連付けができるようになると、無数にある物の逆引きができるようになります。
私はこの考え方で、お金と時間の節約思考が生まれました。
有名な整理整頓思想で「断捨離」というのがあるが
この断捨離というのが
・「断」:要らないと判断できるものは取り入れない事
・「捨」:長期間保存してある物を捨てること
・「離」:ものへの愛着をなくすこと
整理整頓を無意識にしている人は、この断捨離をなにも躊躇なく実行しています。不要なものは処分し、利益をもたらすものは買い、もたらさないものは買わない。
物への執着や愛着を無くすというのは悪い意味ではなく、不要なものは不要だから手放す決心をしようという意味です。
何かの思い出の品とかは無理して手放すというのはあまり考えない方がいいですね。
まとめ
人間の脳は本当にすごくて、無意識に場所も手を動かすことによって覚えられます。実践する年齢によって記憶し辛いところもあります。
年齢ごとに最適なものの分類の仕方というのがあって、例えば「文房具」なら文房具しか入れない引き出しを作り、ほかの場所には「文房具」は入れません。というふうに一か所に集約する整理整頓方法です。
整理整頓は、無駄な買い物を減らし無駄な時間を無くします。あなたも整理整頓を実践してはいかがでしょうか?