IH対応のフライパンセットと対応ではないフライパンセットを買い間違えてしまって、返品しようにも包装した箱を速攻捨ててしまったために出来ず、買い直しにもお金がかかるのでカセットコンロ生活を始めました。
そんなわけで、カセットコンロで出来る節約生活をいろいろと探し、実行してみて電気代明細表とガスボンベの価格を見比べてみました。
すると本来、IHクッキングヒーターを使っていて消費してた電気代とカセットコンロのガス代を比べてみると「カセットコンロ」でもIHに劣らないほど節約できることが解りました。
今回はクッキングヒーターとカセットコンロを比較して、カセットコンロが本当に節約できるのかをまとめてみました。
電気代とガスボンベ代を比較
長時間の料理なら断然「IHクッキングヒーター」が安いのです。仮にもガスボンベが1本100円の場合、熱量が約3450kcalなので「1円:約34.5kcal」になります。また、ガスボンベは最大火力で約3時間半ぐらいしか持たないのでかなり工夫をして調理しなければなりません。
水を1リットルに対して沸騰させたときにかかる単価が以下の表です。
資源 | 単価 |
---|---|
電気 | 約2.6円 |
ガスボンベ | 約3.8円 |
実は、IHクッキングヒーター・ガスコンロ共に「焼くだけ・揚げるだけ」のような料理をしない人ならランニングコストは余り変わらない様に思えます。倍数的に見ていくと自炊(料理)を頻繁にする人ならどんどんコスト差が増えていく感じになりますね!
ちなみに、あまり料理をしないまたは手をかけないのであればガスボンベの場合、月に5~6本で「価格税込:約530円~約650円」で済みます。
煮込み料理などをするときにカセットコンロで煮たりするのはかえってコスト高くするので下記の項目を参考にした方が効率的かつコストを抑えることができます。
カセットコンロに最適な調理方法
少々めんどうなふうに見えますが、以下のことをやらないと例え基本料金が掛からないカセットコンロでも、カセットボンベを何本も使うことになり節約になりません。
慣れると調理短縮になったり、カセットコンロに限らずIHクッキングヒーターや都市ガスでも電気代、ガス代が節約できます。
[amazonjs asin=”B00352LJG4″ locale=”JP” title=”ニチネン カセットコンロ「マイコンロ・ユニヴァース」 シルバー KC-316″]
煮込み系は絶対にやらない
これは、鉄則です。
カセットコンロ(ガスボンベ)のみで煮込み料理をやるのは節約生活においてお勧めしません。
もし、煮込み料理をしたいのであればカセットコンロ以外のものである程度熱を通してから材料などを合わせるときにガスコンロを使うといった、限定的な使い方をするのがお勧めです。
調理器具を使う
電子レンジや電子ケトルなどを使かって、材料に火を通す作業をガスコンロで行わないのが節約する上で大切になってきます。
例えばパスタを作る場合、予め電子ケトルなどで沸騰させてから鍋に移し、適度な柔らかさになるまで茹でます。ある程度、沸騰してきてパスタが揺れる感じになったら火を止めて「余熱調理」で微調整できます。
またこのパスタを作る過程の節約できるところは「ガスボンベで沸騰させる時間を無くす」ということです。なので、電気で出来ることは電気でやりましょう。
まとめ
どうでしたか?
カセットコンロは基本料金が掛からない分「お得」に見えるようですが、ガスの単価で見た場合、都市ガス・電気の単価の安さにはとても勝てません。
また、ガス・電気を調理で使うので調理の家庭でひと工夫、または材料の単価を抑えることによっても生活費を抑えることになります。
なので、基本料金でどうのこうのでカセットコンロで節約を目指すことは「見当違い」なので諦めましょう。
そういう悩みであれば、基本料金の安いガス・電気の業者を選ぶことが一番現実的な節約対策になるので頑張って探しましょう。
※ 比較的一番安いのは都市ガスです。プロパンはどこも高いです。
[amazonjs asin=”B018TOWWRC” locale=”JP” title=”【Amazon.co.jp 限定】 ティファール 鍋 フライパン セット 「インジニオ・ネオ」 取っ手の取れる IHステンレス テクスチャー セット7 L93796″]