食品製造工場の従業員は楽!?このアルバイトについて徹底ガイド!!

派遣アルバイト
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私は去年の浪人中に半年間ぐらい食品工場の派遣従業員として働きましたが、今思えば私の働いていたところは勤務時間も8時間労働を通してて意外とホワイトなところで楽でした。

 

 

 

今回のテーマは「製造工場の従業員について」を徹底ガイドして行きたいと思います。

 

 

 

食品工場で働くための注意

 

 

近年、飲食店でも「衛生管理」というのが厳しくなっていることをニュースで見かけます。それは「飲食店」だけではなく「食品工場」でも同じです。

 

 

実際のところ、食品工場は飲食店より「衛生管理」に至っては何倍も厳しいです。

 

 

というのも、手洗いから十分に厳しいことは当たり前ですが、生産ラインに入る前に「エアー」と呼ばれる髪の毛や微細なチリを飛ばす機械に入ります。しっかり、エアーを浴びた後に専門部署による「身だしなみ検査」が毎朝あるのでしっかりやらないと仕事場へ行けません。

 

 

身だしなみ検査というのは「(勤務場所によりますが)エプロンが汚くないか」「髪の毛が出てないか」など色々な項目があります。ですので、このような仕事場へ行く前にやらなくてはいけないことが「検査」なので始業開始時間ギリギリにいっても間に合いませんし、遅刻扱いになるので気を付けましょう。

 

 

 

 

食品製造工場の従業員の仕事

 

 

工場は流れ作業です。

大企業の直営工場ならそんなに人が関わる工程はないのですが、よくアルバイト募集しているような下請け工場ともなると人が手作業する工程がたくさんあります。

 

大雑把に流れ作業(工程作業)を説明すると以下のようになります。

 

 

 

トレー(盛り付けるための容器)を用意する

食品を盛る

瞬間冷凍する

密封するフィルムを張る

包装する

 

容器を流す作業は一番最初のスタート作業となります。トレーを用意するだけの簡単作業はないので「トレーの用意+初めの盛り付け」みたいな感じで任されます。

 

食品が盛る作業は「お弁当」「冷凍食品」「加工食品」といった違う品目でも食品を扱うものなら作業工程は違いますが必ずあるので共通です。なので、決まった「材料」「手順」「量」というふうに材料毎に決まった量を入れるというのが一番区切りがいいので、材料を入れる手順毎に一人ずつの配置となる場合が多いです。

 

瞬間冷凍する作業はフリーザーという機械がやってくれるとして、私が勤務した工場は「フリーザからフィルム張り付け機」の間のラインが詰まりやすくなっていて、その間に私が入って流しやすくする作業をしましたので例として挙げさせていただきました。詳しくは、下記の「私の作業工程の体験談」へ。

 

包装の作業に関しては、大抵の下請けだとパッケージは自動で「箱詰めは手作業」です。自分も最後の勤務期間にやらされましたが「1万何千個」という数を箱に詰めました。

 

コツを掴めば、時間を忘れることができます。

 

 

 

 

 

 

 

私が経験した作業(工程)

 

大抵の工場はこんな感じで、私が担当したところは「瞬間冷凍した製品をフィルムを貼る機械に通す作業」と「検品」です。

 

瞬間冷凍する機械を「フリーザー」と言います。このフリーザーが吐き出した製品をゴム手袋を付けただけで触ると指先がフリーザーの冷気と製品の冷たさで麻痺してきます。麻痺してくるのを防ぐために「ゴム手袋の上に軍手で更に上にゴム手袋」ですので、そこらへんはめんどうでしたね。

 

検品は、ひたすら流れてくる包装前の製品を見ていく工程なります。楽かと思われがちですが「ミスをしては行けない工程なので責任」がついて回ります。そして、高速な間違え探しを完璧に熟すことを求められるので聞いた話で「精神的にくる人」もいたそうです。

 

私の場合、長時間作業しても平気だったので精神的に楽でした。

 

ただ、唯一できなかった作業は冷凍食品の工場ラインに多く見られる「コーンの盛り付け作業」です。なぜなら、一日1万5千個を作るような工場でやっぱりペースが早いです。早いと早く盛りつけなければいけないので腕にきます。私はその作業を長時間やってると腕が動かなくなってしまうヘタレです。

 

 

唯一、生産工程ラインで辛かったこと

 

手作業工程がある生産ライン特有で

 

 

 

大雑把に言いますと<< 一部の生産作業(工程)が止まること >>

 

 

 

なぜかというと、工場の生産ラインの大半は発注制で一日作る量というのが決まっています。

 

 

結構時間ギリギリまで作れるぐらいな感じの個数設定で、全部止めると発注量に届かなくて計画が狂ってしまいます。核となる生産作業が止まらない限りは、基本全体の工程は止まりません。

 

なので、核ではない作業が詰まると自分で何とかしなくちゃいけなくなるため自分なりにペースを考えながら作業を進めていく形になります。

 

 

 

 

 

工場の昼飯はどんな感じ?

 

勤務場所によって無料だったり、一部無料だったりします。私の勤務先の場合は1食300円と有料でしたが、何より「納得のできる」有料でした。

 

  • ご飯は自分で食べられれば、いくら盛ってもOK。
  • たまに無料で自分らの作業工程(生産ライン)で作ったものが出る。

 

主となるおかずはおかわり出来なかったのですが、サイドのおかずとご飯は無料だったので私は朝食べないまま来てて昼は1日2人分くらい食べていたのでしょうか…。

 

 

 

 

 

そんな感じです。

 

 

 

 

詳しくは、勤務先の詳細で分かりますが大抵「一言」なので若干分かり難いところはありますよね。なので「派遣なら紹介業者に」「正規のアルバイトなら勤務先に」と聞いてみたらいかかでしょうか?

 

 

 

 

給料について

 

時給 8時間後の時給
工場が直接雇うアルバイト 950円 1188円
派遣のアルバイト 1000円 1250円

 

 

 

私が聞いた話を表にするとこんな感じです。

 

 

 

直接雇われた方が時給は低いというのですが、こっちは時給が低い代わりに出世がありますが派遣にはありません。なので、直接雇用のアルバイトは短期(半年以下)で面接を申し込むと落ちます。実際に私が面接に行って落ちました…。

 

 

 

 

※ 出世というのは「パートリーダー」から「社員登用」までです。

 

 

 

 

 

 

労災保険について

 

 

 

工場が直接雇うアルバイトは時給が少ない分「労災」という福利制度が整っていますが、派遣の場合は任意で有料の労災に入るか入らないか選ぶことができます。

 

 

 

 

長く派遣で入っている方は「労災」に入っていますが、私の場合は短期なので労災には入りませんでした。

 

 

 

 

労災に入らなかった場合、ケガの大小関係なく工場内で事故が起こっても保証は出ませんので「作業は慎重にケガ無くやることが重要」になってきます。

 

 

 

 

 

 

他の従業員や社員さんとの交流

 

 

 

同じ作業をしているときに知り合ったり、他の作業へ手助けに行った先で知り合ったりと色々な人に会うので案外と楽しいです。

 

 

 

ある程度、作業の実績を積むと工場の社員さんに名前を覚えられて可愛がられたりします。

 

 

 

 

この世の中いろいろな境遇の人がいるので「未来設計をする上でのリスク」を明確に知るため、いろんな人生の先輩に聞きまわると勉強になるのではないでしょうか。(私は聞きまわっていまして、結構勉強になって楽しかったです。)

 

 

 

 

ちなみに「きっかけを作らないと工場内だけの関係で外での交流はありません」ので勘違いはしないでください。

 

 

 

 

まとめ

 

 

どうでしたか?

 

工場勤務の場合は、人によっては辛いかもしれませんが私の場合は同じ作業の繰り返しなので、居眠りが一番大変でした。

 

 

 

・ 工場の仕事は作業の工程によって楽なところがある。

・ 工場の昼飯は、工場で作ったものが出る場合がある。

・ 派遣従業員は直接雇用とは違って時給が高い代わりに「労災」がない。

・ 従業員との交流はきっかけを作らない限り工場内だけ。

・ 衛生管理は「飲食店」よりも凄い厳しい。

・ 工場で一番つらいのは、生産ラインの一部工程の停止!

 

といった感じです。

 

 

 

意外とやり易いアルバイトなので、夏休みなどにお勧めです!

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